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ピグライフのしくみ。

ピグライフというシステムをどのように動かしているかを説明した動画があったので、紹介してみます。

とりあえず開始数分で、DAU(1日にサービスを利用したユーザの数)が70~80万、同時接続数が20万という説明があるのですが、ピグライフのユーザ数というのが、だいたいこの辺であるというのがわかります。こういう数が知れるというのも興味深いですね。

そして、2分36秒くらいのところで、クライアントにFlash、サーバの受け口がnode.jsを使っているという説明があるのですが、へー、node.jsなんだあ、というのがちょっとした驚き。

少しここから専門的な話になるのですが、ネットサービスを作るときには、サーバを用意してそこで動くプログラムを書く必要があります。プログラムを書くとき、どういう言語(CとかPerlとかPHPといったプログラミング言語)で書くかは自由なのですが、そのひとつの選択肢としてnode.jsもあるという感じです。だいぶざっくりで、ちょっと正確ではないのですが…。

node.jsは、2009年に発表されて以来、ここ1年くらいで非常にhotになっている技術です。ピグライフの1ユーザとしての感想として、アメーバピグに比べてピグライフはなんか重いし、安定しないなあと思っていたのですが、開発側の事情を見ると、新しい技術を取り入れてサービスにしているんだなあというのが分かり、ある意味ピグライフは、そういう技術の実験の場でもあるのかな、なんて感じました。

動画を見進めていくと、例えば管理コンソールが用意されているとか、仕様変更はJSON形式で書いてMongoDBに突っ込んでるとか、いわゆるメンテナンス中にどういうことが行われているかの一端も知れて、個人的には面白かったかなあ。

ソーシャルゲームの裏側というのは、一般利用者やソーシャルゲームを作成する立場にないと、普段あまり知ることができないですしね…。


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