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「カニパンって何?」でも書いたとおり、カニパンはもともとはゲーム作品でした。 カニパンのゲームは、Dreamcast版、PlayStation版の2種類が発売されています。
1999年7月8日に発売されました。 ジャンルはインタラクティブRPGということでしたが、 カニパンが街の人のお願いを聞いたり、暴走ロボトと戦うためのロボトを発明し、戦うときは自らコントローラでロボトを操作するというものでした。
また、先行発売された「あそんでキッドDCDC」を使うと、それを使わないと出来ないアイテム合成なども行え、ゲームの幅がより広くなりました。
ぷるぷるぱっく対応。
ゲーム序盤はこんな感じでした。
また、DC版はもともと1999年6月24日発売でした。 その年の次世代ホビーフェアでは、 お詫びのチラシを配っていました。→こちら
Dreamcastのコントローラに接続するビジュアルメモリですが、 メモリ内にはキッドを育てるミニゲームが収録されています。 また、他のあそんでキッドDCDCと接続すると、対戦することが出来ます。
緑色をしたスケルトン仕様のビジュアルメモリで珍しいこともあり、 初期化して普通のビジュアルメモリとして使っている人もいるなんて話も聞きました。
パッケージには、ビジュアルメモリのほかにカニパンの特製シール1枚、発明家免許書が入っていました。
DC版から遅れること約2ヶ月、PlayStation版が発売されました。 DC版とは違い、ボイスが省略されているようです。
詳細は、ごめんなさい、不明です…。
なお、発売元のタイトーにはこのソフトのページが奇跡的にも残っていました。 http://www.taito.co.jp/d3/lineup_c/kani_1.html
1998年12月23日から1999年1月10日までは銀座の博品館劇場で、 1999年1月15日に、大阪・サンケイホールにて12:00〜/16:00〜の2回、ミュージカルが公演されました。
博品館劇場の公開スケジュールは以下の通りでした。
時間 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
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12:00 | ● | ● | ● | ● | 休 演 日 | 休 演 日 | 休 演 日 | ● | 貸 切 | ● | |||||||||
14:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||||||||
16:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||||||||||
18:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
キャラクター名 | 演劇者 | 説明 |
カニパン | 佐野瑞樹 | ご存じ、「発明BOYカニパン」の主人公 |
キッド | 又村奈緒美 | カニパンの発明した、なかよし回路内蔵型ロボト |
ナッツ | 森野文子 | デバッグ隊隊長であり、暴走ロボト特殊処理班所属の人(意味不明だぁ ^^;) |
ミルク | 三橋加奈子 | 容姿端麗(自称)の、社長令嬢。わがままなカニパンの同級生。 |
ラビオリ | 安達哲朗 | カニパンのライバル。変な髪型(おいおい)。 |
ナルト | 鈴木真仁 | カニパンが発明大好きなら、この人は分析大好きだと感じられる、カニパンの同級生。 |
タピオカ | 大野まりな | 同じくカニパンの同級生(だよね?)。心優しき女の子。 |
ソルト | 榎本雄太 | 謎の多い、孤独で冷たい少年。 |
原作 | えん |
台本・演出 | 三ツ矢雄二 |
振付 | 田村連 |
音楽 | 佐藤俊彦 |
衣装 | 宇野善子 |
美術 | 宮原修一 |
照明 | 林之弘 |
音響 | 小幡享 |
音楽コーディネーター | 平田英夫 |
歌唱指導 | 青木 FUKI |
稽古ピアノ | 中山あき |
ヘアメイク | 馮啓孝 |
舞台監督 | 近田佳明 |
制作進行 | 松田誠・荒木田由岐(ネルケプランニング) |
プロデューサー | 片岡義郎(ASATSU) |
製作 | 張替正美(テレビ東京)・熱田知(博品館劇場) 細野由紀雄(代々木アニメーション学院)・小野寺修一(えん) |
制作 | 迫水常邦(テレビ東京)・桶口正太(博品館劇場) 木村美代子(博品館劇場)・山崎立士(ASATSU) |
主催 | テレビ東京・博品館劇場 代々木アニメーション学院・えん |
制作 | ASATSU |
ミュージカル会場では、様々なグッズが売られていました。 右の写真はミュージカルのパンフレットです。ミュージカルに出る人たちのインタビューや、スタッフリスト、また、リレートークなどが載っています。そして、パンフレットにはセル画1枚のおまけ付き。
また、ポスターやカレンダー、タオルなども売られていました。
カレンダーやタオルがミュージカル会場で販売されたほか、 アニメイトにて、ピンバッジや下敷き、ラミカなどが発売されたようです。
また、超発明BOYカニパンのビデオも発売されました。
いつもとは違うカニパンの世界の広がるカニパンドラマ、略してカニドラ。ドラマもそうだけど、そのドラマCDの冊子も必読必見。超カニパンのコンセプトや、その他諸々の事が書かれています。
TRACK 1 LOVE LOVE Phantasy (LoVE LoVE EURO PARADE Mix)
TRACK 2 カニドラ(プロローグ) 「ミルク、ひらめく!」
TRACK 3 オレ、DREAMER
TRACK 4 カニドラ(第一章) 「ふたりのミルク!?」
TRACK 5 ア・ノ・ネ
TRACK 6 カニドラ(第二章) 「出現! 巨大ミルク!!」
TRACK 7 いつか
TRACK 8 カニドラ(エピローグ) 「次回予告?」
TRACK 9 ボーナストラック LOVE IS(ミュージカル「発明BOYカニパン」より)
オレ、DREAMER 歌:竹内順子/ア・ノ・ネ 歌:三橋加奈子/LOVE LOVE Phantasy・いつか 歌:Whoops!!/LOVE IS 歌:樋口智恵子
別冊コロコロコミックでは、巻末カラーでマンガ&カニパン倶楽部なる連載がありました。
また、別コロ98年10月号にも一度漫画化されています。
Dreamcastでインターネットにつなげられる、という宣伝にカニパンも一役買ったみたいです。
期間中(1999年5月9日まで)にドリームキャストを買うと、もれなく、"カニパンのインターネット征服研究書"という小冊子と、ステッカーとがもらえるというキャンペーンが行われていました。
征服研究書においては、キッドがメインで、インターネットの接続の仕方や利用方法について説明しています。カニパンはほとんど出てきません…
1999年3月5日(金曜日)の朝日新聞夕刊にキャンペーンの告知広告が掲載されていました。 ちなみに、これは地方紙だとこの記事はなかったみたいです。
そういえば、他の新聞では一面全体でカニパン広告だったという未確認情報もありますが…、よく分かっておりませんです。